日本のシリコンビーチ・酒田市で暮らす


アメリカ西海岸のシリコンビーチのような革新的な産業都市へ

 私たち「日本西海岸計画」は、アメリカ西海岸のシリコンビーチのような革新的な産業都市としてブランド化し、国内はもちろん、世界から注目されるようなエリアづくりを目指しています。

 

ここ山形県酒田市においては、「Startup Weekend Yamagata」といった起業イベントを定期的に開催し、多彩なローカルヒーローたちを招いて仕事の楽しさや人生の面白さを語ってもらうトークイベント「酒田モシエノ大学」や、ICT教育を行う「ウエストコーストアカデミー」の開校、コワーキングスペース「UNDERBAR」などもオープンし、日本だけでなく、海外の起業家からも徐々に注目を浴び始めています。

 

また、私たちが展開している短期移住体験プログラム「ABEBA」や、空き家を利活用した移住体験ゲストハウス「ショウナイベース」を通してUIターン者も増加し、実際に起業を果たす方もいれば、東京との2拠点居住やテレワークという新しい働き方において、生活の場の一つとして酒田市を選択する方も増えています。 

田舎に寄り添いながら、ちょうどよい距離に都会を感じる

 

 

豊かな自然や歴史、文化に包まれた寛ぎのまちが、
手を伸ばせば届く場所にあります。

 

酒田市は東京からは航空機利用で約1時間、仙台までも車で3時間で行ける距離。

 

また、山形県の形はよく微笑んだ人間の横顔にたとえられるのですが、

酒田市や鶴岡市がある庄内地方はちょうど目と鼻のあたりです。
微笑むシルエットに表れているとおり、

やさしく心あたたかい人が多い気がします。

 

居心地のよい環境が、地方での暮らしに安らぎをもたらしてくれることでしょう。

 

酒田市は日本三大急流のひとつである最上川が日本海に注ぐ
河口に位置し、北前船の寄港地として豪商も数多く輩出した
古来から発展してきた港まち。

江戸時代には「西の堺、東の酒田」と称されるほど賑わい、
その繁栄ぶりはまちに残る様々な文化からも知ることができます。

 

そして鶴岡市は藤沢文学の海坂藩の原景と言われる
庄内藩の城下町として、昔ながらの町割りをそのままに残すまち。
庄内藩は徳川四天王の一人酒井忠次を初代とした酒井家が統治し、
現存する江戸時代の建物、明治・大正時代の洋館が
落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

 

古いものが壊され新しいものに建て替えられるといった潮流の中、
古いまち並みや歴史的建築物(神社、仏閣、商家、史跡)などの
歴史資源が数多く残り、伝統芸能や伝統的な生業などと
一体となって良好な歴史的風致を形成しています。

京都と通じた「北前船」の往来により庄内地方に
もたらされた上方文化は、長い時代の流れの中で育まれ、
伝統文化として引き継がれてきました。
舞妓や歌舞伎、太鼓などの伝統芸能をはじめ、
農業、工芸、伝統の味など、多彩な伝統文化が
色濃く残っています。

 

また、庄内地方では1年を通してさまざまなイベントも開催。
夏には酒田花火ショー、鶴岡赤川花火大会が開催され
夏の夜を彩り、冬は日本海の冬の味覚「寒鱈」を食す
イベント「酒田日本海寒鱈まつり」や由緒ある雛人形を見て
回る「雛めぐり」、黒森歌舞伎の公演会など目白押しです。

 

さらに近年は映画にも注力し、新たな観光名所「庄内映画村」
では、日本を代表するたくさんの映画が撮影されています。
庄内地方は映画「おくりびと」や「おしん」のロケ地
としても有名です。

 

鳥海山、最上川、庄内平野、そして日本海の恵み・・・
心安らぐ自然の風景やあたたかな陽光を感じられる庄内地方。

 

一方、こうした趣のある情景ばかりでなく、教育施設や
医療機関など、暮らしを支える環境も整っています。
これも田舎暮らしには欠かせない重要な要素です。

 

さらに山形県は、県内の市町村すべてに温泉が
湧き出す「温泉王国」としても知られ、
庄内地方にも温泉施設が充実しています。

 

春は桜の名所でお花見、
夏は海水浴、
秋は紅葉めぐり、
冬はスキーと、レジャーやスポーツを
四季を通して暮らしを満喫できます。